Introduction
Ver. 2010 2013 2016
Office製品(ワード、エクセル、パワーポイント、アクセスなど)で英語、中国語、韓国語などにメニューの言語表記(表示)を変更する方法です。
「Office Language Interface Pack」をインストールすると設定できるようになります。
様々な外国語が設定可能ですが、ここでは英語表記を例として話を進めます。
対応バージョンは「Office2010、2013、2016」です。
※Office2007以前のバージョンでは、この「言語パック」が廃止され、使用できなくなっています。
Word(ワード)
Excel(エクセル)
PowerPoint(パワーポイント)
Access(アクセス)
手順は、
- マイクロソフトの「Office 言語アクセサリ パック」のホームページに行く
- 自分のOfficeのバージョンに応じた言語パックをインストール
- 「Microsoft Office 〇〇〇〇 言語設定」で設定を変更
となります。

新しいプラグインを入れる必要があるにゃ
「Office Language Interface Pack」のダウンロード
Office 言語アクセサリパックのページに行きます。
もし、リンク先が変更されている場合は、マイクロソフトのオフィス製品のページに移動して、右上の検索ボックスに「言語パック」と入力して検索してみましょう。
※もしリンク先が変更されていた場合は、ページ最下部の「連絡先」から連絡いただけると助かります。
検索結果の中の、「Office 言語 アクセサリパック」というリンク先が同じページです。
話を戻します。下のページにたどりついたら、
ページ中ほどに、Officeのバージョンを選ぶ場所があります。
自分のOfficeのバージョンをチェックするには、ワードやエクセルを開いて、左上の[ファイル] → 「アカウント」もしくは「ヘルプ」を選ぶと表示されます。
パージョンの番号の頭が、2010の場合は「14」、2013の場合は「15」、2016の場合は「16」で始まっています。また、最近のOfficeには「32ビット」と「64ビット」のバージョンがありますので、こちらもチェックです。
インストールされているOfficeのバージョンが分かったら、上のタブをクリックすると、下に必要な言語の一覧が表示されます。
この言語の一覧ですが、バージョンによって用意されている数が違います。数えてみると、
- 2010・・・36
- 2013・・・40
- 2016・・・102
でした。
バージョンが増えるに連れてパワーアップしているのが分かりますね。
とりあえず今回は「英語」を選びます。
すると、「32」ビットか「64」ビットを選ぶべる画面が表示されるので、自分のOfficeバージョンの方をクリックするとダウンロードがスタートします。
※間違った方をダウンロードしても、後でインストールが拒否されるだけなので、あまり慎重になる必要はありません。
データサイズは大きめです。バージョンや言語によって変わりますが、「バージョン2010の32ビット英語」で、420MB程度ありました。
「Office Language Interface Pack」のインストール
では、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールです。
ダウンロードファイルがどこにダウンロードされたか分からない方は、Windows10の場合、左下の旗のアイコンをクリックして、
[エクスプローラー]をクリックして表示された画面の、
[ダウンロード]の中に入っていますよ。
では、インストールスタートです。まず、ファイルが展開され・・・
1番上の「Microsoft Office Language Pack 2010 – English」にチェックが入った状態で[Continue]をクリック。
「ライセンスに同意しますか?」の画面が表示されるので、[I accept the terms of this agreement]にチェックを入れ、[Continue]をクリック。
「インストールを始めますよー」の画面が表示されるので[Install Now]をクリックすると、インストールが始まります。
ちなみに、下の[Customize]を選ぶと、ファイルのインストール場所などを選べますが、最初の状態から変更する必要は特にないと思います。
しばらくぼーっと眺めていると
下の画面が表示されてインストール完了です。[Close]をクリックして画面を閉じましょう。
英語メニューを表示するため設定の変更
「Office Language Interface Pack」のインストールが終わったら、後は設定の変更です。
バージョンに応じた「Microsoft Office 〇〇〇〇 言語設定」を開きます。
OSによってプログラムの開き方は異なりますが、「Windows10」上で「Offce2010」の設定をする場合を例にすると、左下の旗のアイコンをクリックして、
アプリの一覧の[Microsoft Office]の中の[Microsoft Office 2010 言語設定]をクリックします。
起動すると、言語設定の画面が表示されるので、左下に注目です。
最初は存在しなかった、「英語」が追加されています。[英語]の場所を選び、[既定に設定]をクリックします。
[言語設定を変更しました。これらの変更を有効にするには、Officeを再起動する必要があります。[OK]をクリックして作業内容を保存し、すべてのMicrosoft Officeプログラムを終了してください。]というメッセージが表示されます。
[OK]をクリックすると設定完了。
※ソフトを起動した状態で設定した場合は、一度全て終了してから起動し直さないと反映されません。
Office製品(ワード、エクセル、パワーポイント、アクセスなど)すべてが英語メニューになりました。
[日本語]を既定に設定しなおすことで、すぐに戻すこともできますよ。
まとめ
ダウンロード → インストール → 設定変更 と、手間はかかりますが、日本で生活する外国人の方にはとても便利な機能かもしれませんね。
タイ語に変更してみました。

他の人も使うPCの場合は、ちゃんと日本語に戻しておくにゃ