Introduction
原稿用紙のマス目が必要な場合があります。
句読点を含めた正確な文字数を確認しながら文字を打ちたい場合。
面接などで提出する用紙が原稿用紙のような書式を使用しているため、手書きで清書する前に同じ原稿用紙の設定で下書きをしたいなど・・・。
ここでは、ワードでの原稿用紙の設定方法を説明します。
原稿用紙の設定をして、そのまま文章を打ち込む場合の設定方法
[ページレイアウト]タブ → [原稿用紙設定]をクリック
下の画面がでてきます。
※一度設定が終わったあとも、この[原稿用紙設定]をクリックすると同じ画面を出すことができます。
上から順番にみていきましょう。
まず、スタイルを選びます。
- マス目付き原稿用紙
- 下線付き原稿用紙
- 外枠付き原稿用紙
から選べます。通常はマス目付き原稿用紙でよいのでは。
文字数×行数は
- 20×10
- 20×20
から選べます。400字詰めの場合は20×20ですね。
罫線の色も、緑だけではなく様々な色から選べます。
また、袋とじにしたい場合はチェックを入れてください。
次に上の画面で、用紙サイズと用紙の向きを決めます。横向きが多いのでは。
さらに、ヘッダーとフッターの設定です。
※ヘッダーは上の余白、フッターは下の余白
それぞれページ数や日付を入れることができます。
最後に改行時の処理です。
初期の状態だと[句読点のぶら下げを行う]にチェックが入っています。
こうなります。
そうです。文章の最後に句読点がきた場合はみ出すようになっています。
次の行の頭に句読点がきて欲しい場合は、チェックをはずしましょう。
また、この原稿用紙設定を使用すると、ヘッダーフッター機能など通常使える機能が使えなくなります。
解除する方法はWord(ワード)の原稿用紙設定で機能制限を解除する方法をご覧ください。
原稿用紙のマス目を作成する方法
まず、原稿用紙のマス目模様だけを印刷したい場合の設定です。
この設定だと、文字を入力することは難しいので、そのまま文章を作成する予定の方は、次の項目を参照してください。
左上の[ファイル]メニュー → [新規作成]
下の画面の右にある[スライドバー]を下にずらしてください。
[論文とレポート]をダブルクリックで選択します
すると、「請求書」など様々なテンプレートを選べる画面になります。
一番下の方へ移動してください。
[原稿用紙(400字)]をダブルクリックすると原稿用紙が出来上がります。
この設定で作成する原稿用紙はそのまま印刷する用途で使用しましょう。