Excel(エクセル)で数値を切り上げ、切り捨てする方法|ROUNDUP、ROUNDDOWN関数の使い方

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Introduction

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エクセルで数値を切り上げたり、切り捨てる時に使用する関数の説明です。

1の位や10の位、小数点以下など、好きな場所で切り上げ、切り捨てができます。

また同じ使い方の仲間の関数に、四捨五入するROUND関数があります。

ROUND関数については、下のリンク先をご覧ください。

Excel(エクセル)で数値を四捨五入する方法|ROUND関数の使い方
Excel(エクセル)で四捨五入するROUND関数の説明です。整数で揃えたり、10の位など四捨五入する桁数も指定できますよ。

 

ROUND系の関数は、覚えるべき関数のTOP10に入るかもしれないにゃ

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数値を切り上げるROUNDUP関数


ROUNDUP関数・・・指定した数値を切り上げる。

=ROUNDUP(数値,桁数)

  • 数値・・・切り上げたい数値(対象セル)を指定
  • 桁数・・・切り上げた後の結果の桁数を指定(整数にしたい場合は「0」)

ポイントは「桁数」の場所です。切り上げたい桁を、下のように指定します。

整数部分の指定をする場合は、マイナスになるのに注意が必要です。

 

下の「12345.123」の小数点以下を切り上げたい場合は、

対象のセルを選択して、[関数の挿入]ボタンをクリック

[関数の分類]は[数学/三角]を選ぶと探しやすいですよ。[すべて表示]から選んでしまうのも良いですね。

下のようなダイアログボックスが表示されます。

[数値]には対象となる「B5」をクリックしてセル番地を入力。今回は小数点以下を切り上げたいので、[桁数]の場所には「0」を入力します。

小数点第1位が切り上げられて整数表示になりました。

このROUND関連の関数で大切なのは[桁数]の指定です。

下の例をご覧ください。

  • 小数点以下を切り捨てたい場合は「0」を入力
  • [桁数]に入力する数字は、「切り上げる桁」ではなく、「結果を表示したい桁」を入力する
  • 整数を入力すると小数点部分の桁が調整され、負数を入力すると整数部分の桁が調整される

これらを抑えておけば問題ないでしょう。

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数値を切り捨てるROUNDDOWN関数

 


ROUNDDOWN関数・・・指定した数値を切り捨てる。

=ROUNDDOWN(数値,桁数)

  • 数値・・・切り捨てたい数値(対象セル)を指定
  • 桁数・・・切り捨てた後の結果の桁数を指定(整数にしたい場合は「0」)

 

次にROUNDDOWN関数ですが、使用方法はROUND関数やROUNDUP関数と全く同じです。

桁を揃える時に切り捨てるのが特徴。

下の例をご覧ください。

数値が切り捨てられているのが分かりますね。

まとめ

ROUND関数と、ROUNDUP関数、ROUNDDOWN関数は使用方法が一緒です。

一つ使い方を覚えれば残り2つも使えるようになるので嬉しいですね。

 

小数点を伴う数値を扱う場合に必要になる場面が多いと思います。

しっかり使えるようになりましょう。

 

これは覚えておくべき関数みたいだにゃー