PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)の資格、検定試験の一覧

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Introduction

PowerPoint(パワーポイント)とAccess(アクセス)の資格をまとめてみました。

 

※ワードの試験に関しては、Word(ワード)の資格、検定試験の一覧をご覧ください。

※エクセルの試験に関してはExcel(エクセル)の資格、検定試験の一覧をご覧ください。

合格率は令和3年9月時点でわかる直近のものを載せました。

 

難易度に関しては、個人的な見解です。受験したことのある資格以外は、過去問題と試験時間を参考に考えてみました。あくまで参考程度にお願い致します。

 

※試験内容の詳細に関しては、必ず主催団体のホームページを参照してください。

 

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パワーポイント、アクセスで受験できる試験一覧

 

PowerPoint(パワーポイント)検定一覧表

 

試験名称 認定団体 レベル 受験料 試験時間 合格率 難易度 受験日
Microsoft Office Specialist
(MOS)
Microsoft
(オデッセイ
コミュニ
ケーションズ)
一般 10,780円 50分 非公開
90%前後?
★☆ 日本の各地で随時試験をやっています。
日商PC検定(プレゼン資料作成) 日本商工会議所 3級 5,240円 知識15分 実技30分 81.2% 試験会場による。月1回が多い
2級 7,330円 知識15分  実技40分 68.0% ★★
1級 10,480円 知識30分  実技60分 33.3% ★★★ 年2回
PowerPoint®(パワーポイント)
プレゼンテーション技能認定試験
サーティファイ 初級 5,900円 実技60分 全体平均

※2019年
87.4%
★☆ 各試験会場が設定した日程。月1回程度行っている会場が多いようです。
上級 7,100円 知識15分  実技90分 ★★☆
プレゼンテーション作成検定試験 日本情報処理
検定協会
4級 1,500円 20分 不明 年4回
3級 2,000円 30分
2級 2,500円 30分 ★☆
1級 3,000円 30分 ★★

 

Access(アクセス)検定一覧表

 

試験名称 認定団体 レベル 受験料 試験時間 合格率 難易度 受験日
Microsoft Office Specialist
(MOS)
Microsoft
(オデッセイ
コミュニ
ケーションズ)
一般 10,780円 50分 非公開
90%前後?
★★ 日本の各地で随時試験をやっています。
上級 12,980円 50分
 Access®(アクセス)
ビジネスデータベース技能
認定試験
サーティファイ 3級 5,900円 実技90分 全体平均

※2019年

85.1%

 

★☆ 各試験会場が設定した日程

月1回程度行っている会場が多いようです。

2級 7,000円 知識15分 実技90分 ★★☆
1級 8,100円 知識15分 実技120分 ★★★☆
情報処理技能検定試験
データベース
日本情報処理検定協会 4級 1,500円 20分 不明 年4回
3級 2,000円 30分
2級 2,500円 30分 ★☆
1級 3,000円 30分 ★★

 

なんか、いっぱいあるにゃー

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各試験の特徴

 

それぞれの資格を簡単に解説にゃ

Microsoft Office Specialist(MOS)

MOSの最大の特徴といえば、知名度ではないでしょうか。

 

開発元のマイクロソフトが認定してくれるというのも嬉しいですね。

試験問題の特徴としては、開発会社ならではの「この機能を知っていますか?」という一問一答形式の問題になっているところです。

 

MOS2013から、「一問一答」形式から、「成果物(ファイル)完成型」という設問形式に変更されました。

昔より実践的な内容になりました。しかし、「一問一答」形式を連続して解答するという形なので、やはり機能面を重視している試験だと感じます。

また、前の設問が解けないと次の問題が解答できない場合があり、以前より難易度が少し上がりました。

 

さまざまな機能を学習できるのがよい点ですね。

 

バージョンごとに試験が異なるのも特徴の一つです。

 

ワードとエクセルには「上級」があるのですが、パワーポイントとアクセスには一般しかありません。
※Accessバージョン365&2019は「上級」のみになります。

 

この試験は認定会場で受験すると、コンピュータにより自動採点が行われ、その場で合否が分かります。合否までのモヤモヤ時間が少なくてうれしいですね。

 

でも採点に人の手が加わっていないと考えると、ちょっと受験料がお高い気がします。

しかし、履歴書に書くには一番有名な資格でしょう!

 

MOS試験対策には、下のFOMのテキストを完璧にするのが合格への近道です
※バージョンごとにテキストが異なります

 

ふむふむ。

日商PC検定(プレゼン資料作成)

日商といえば簿記検定が有名なのではないでしょうか。

 

ホームページに『商工会議所の検定試験は、学校教育の試験とは異なり、「社会人として活躍できるかどうか」を問う内容となっていることが特長で、優秀な社会人の育成を目的として実施しています。』とあります。

 

その通り実務に即した問題内容になっています。本当に仕事で活用できるかの能力が求められる資格ではないでしょうか。

 

難易度に関しては、サンプル問題が1・3級しかなかったため、2級は出題範囲からの予想です。

 

パワーポイントは機能がワードやエクセルと比べ多くありません。そうなりますと、級が上がるにつれて、文章の要約技術や資料作成のセンスが試される試験になりそうです。

※表での合格率は、文書作成とデータ活用、プレゼン資料作成の平均です。

 

日商試験対策には、下の公式テキストを完璧にするのが合格への近道です
※最新テキストがバージョン2013対応となっていますが、バージョンは気にする必要はありません。
※実務に即した内容なので、通常の学習で使用する場合にもお勧めです。

PowerPoint®(パワーポイント)プレゼンテーション技能認定試験、 Access®(アクセス)ビジネスデータベース技能認定試験

サーティファイといえば、多くの資格を主催している団体ですね。

これを書いている時点では7分野26種の資格をおこなっているようです。

 

表の中での合格率はパワーポイント、アクセスともに80%後半ですが、これは全ての級の平均です。級が上がるごとに合格率は下がるものなので、上級や1級はもう少し合格率は下がると予想されます。

 

パワーポイントに関しては上級といってもエクセルやワードと比べると覚える機能が少ないですし、試験時間も短くはないのでそれほど難しくはないでしょう。

アクセスに関しては、普段業務で使用していない方は学習が難しいソフトです。しかし、時間が長めの設定になっているので極端に難しくはなっていないようです。

 

ここ数年知名度が上がってきているみたいだにゃ

プレゼンテーション作成検定試験、情報処理技能検定試験 データベース

日本情報処理検定協会(日検)が主催する試験です。

 

特徴は、級が細分化されていること。

そして何といっても受験料が安い!

 

これは、中学校や高等学校などの教育機関での活用を意識しているからではないでしょうか。

学校で生徒に受けさせる場合、高額な試験料の資格はすすめられません。

ホームページに「学習指導要領」に広く準拠している説明もあります。

 

学校でのソフトウェア活用の目標として資格取得を設定する場合の有力な候補になりそうですね。

他の団体の試験は、級が上がるにつれて多くの機能を使用させる傾向にありますが、こちらの試験は「よく使用する機能を的確に早く」という方向で難易度を上げている印象があります。

 

アクセスの1級は、ちょっと物足りない問題かなという感じです。

 

まとめ

以上、パワーポイントとアクセスの試験をまとめてみました。

 

ワードとエクセルに比べると実施している団体は少なくなります。

難易度はパワーポイントに関しては簡単な印象です。

 

その試験内容もパワーポイントの操作に関わるものが多いようです。パワーポイントの資料作成で大切なのは機能的なものよりも資料の作り方そのものだと思いますので、その点を評価する試験内容が少ないのは気になりますね。知識問題でフォローするという感じでしょうか。

採点の難しさを考えるとしょうがないのかもしれません。

 

そもそも、プレゼンテーションは資料よりも本番の伝え方の方が大切だと思いますので、そちらを含めた試験があったら面白いかもしれません。ただ、試験時間と受験料がものすごいことになりそうですが・・・。

 

アクセスは、普段使用していない方にとっては、学習が難しいソフトではないでしょうか。日常で使用していないと手応えが感じられないといいますか・・・。

 

テーブル?クエリ?デザインビュー? 難しいにゃー

 

そうなると、試験も難しくなると考えられるのですが、どうやらそれほど難易度の高い問題は用意されていないようです。また試験時間の設定も優しめな感じがします。

学習しやすいように、あえてデータベースの深いところを攻めず、とりあえずの使い方に留めているのかもしれません。

 

※ワードの試験に関しては、Word(ワード)の資格、検定試験の一覧をご覧ください。

※エクセルの試験に関してはExcel(エクセル)の資格、検定試験の一覧をご覧ください。

 

それぞれ特徴があるんだにゃ