Introduction
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数式をコピーする時に便利なオートフィル機能ですが、残念ながらショートカットは存在しません。
しかし、どうしてもキーボードで操作したい!
そんな時は、「Alt」キーを押すと表示される「アクセス キー」を利用しましょう。
「アクセス キー」とは、「Alt」キーを押すと表示される英字を押すと、それぞれの機能を実行できるというもの。
順番に押すことで、多くの機能をキーボードで操作することができます。
操作だけを先に説明すると、数式を含めたコピー範囲を選択して、
「Alt」→「H」→「F」→「I」→「D」
の手順で数式コピーができますよ。
繰り返し使って覚えると、とても便利だにゃ
オートフィルをキーボードで操作する方法
では、下の表の「合計」に入っている数式を、キーボードを使用してコピーしてみます。
ここには、
=SUM(D3:F3)
の式が入っています。
ちなみに、使用する機能の場所は、[ホーム]タブ → [フィル] → [下方向へコピー]です。
では、やってみましょう。
まず、数式や関数が入っているセルを含めて、コピーしたい範囲全体を選択します。
選択したら、「Alt」キーを押しましょう。上のタブの上にアルファベットが表示されます。
目的となる機能が存在するタブを指定する必要があります。
今回使用する[フィル]ボタンは[ホーム]タブにあるので、「H」を押します。
すると、[ホーム]タブのボタンへの「アクセス キー」が表示されます。目的の[フィル]ボタンは右の方にありますね。
拡大したのが下の画像です。[フィル]ボタンの場所に「FI」と表示されていますね。ボタンによっては、今回のようにアルファベットを2つ入力しなければなりません。
※同時押しではなく順番に押します。
では、「F」 → 「I」 と順番に押しましょう。
オートフィル機能を使用するメニューの一覧が表示されます。
今回は下にコピーしたいので、[下方向へコピー]の場所に表示されている「D」を押します。
これで、選択した範囲に式がコピーされます。
まとめると、
となります。
少し短いアクセスキー
同じ「アクセス キー」を使用する方法ですが、昔のバージョンでのキー操作も可能です。
となり、押すキーが一つ少なくて済みます。
では、やってみましょう。
コピーしたい範囲全体を選択して、
「Alt」キーを押したら、すぐに「E」を押しましょう。
すると、下のようにリボン上にメッセージが表示されます。
拡大したのが下の画像。
「続けて以前のバージョンの Office のメニュー キー シーケーンスを入力します。」とありますね。
昔のバージョンでの、オートフィル機能で下にコピーする操作は、
「I」→「D」です。
これで、コピー完了になります。
まとめると、
となります。
まとめ
最初は押すキーを覚えるのが大変ですね。
そのまま英語で覚えてしまうのが良いでしょう。
- 「Alt」
- 「H」(ホームタブ)
- 「F」「I」(フィル)
- 「D」(ダウン)
と置き換えると、
「Alt」を押してから、「ホームからのフィルダウン」と覚えておけば大丈夫。
また、右へコピーする際は、最後が「R」になります。これも「RIGHT」の省略なので覚えやすいですね。
また、最初のコピーするセル範囲の選択ですが、キーボードを使用する場合は、
- 「Shift」+「↓」・・・選択したセルから下を選択
- 「Shift」+「Ctrl」+「↓」・・・選択したセルから表の下まで全て選択
を利用しましょう。
キーボードでオートフィル操作をしていると魔法みたいだにゃ。