Introduction
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ワードで、文章に目印を入れたり、本に挟む「しおり」のように使えるブックマーク機能の説明です。
印刷時には見えないので気軽に使うことができます。

目次からその場所に飛ぶようにもできるにゃ
ブックマーク機能とは
「ブックマーク」という言葉はインターネットの「お気に入り」を登録する際にも使用されますね。
ワードでの「ブックマーク」も同じように、文章の一部を登録しておく機能です。
登録した場所へは、後から簡単に移動できますし、その場所へ移動するためのリンクを作成することもできます。
目印を付ける、しおりのように使う
文章のチェックなんかをしていて、ちょっと用事ができたから続きはまた明日。
そんな時に、しおりを挟むように目印を付けたかったらブックマーク機能を使用しましょう。
目印にしたい箇所にカーソルを置くか選択したら、
[挿入]タブ → [ブックマーク]をクリック。
[ブックマーク]ダイアログボックスが表示されます。
適当な名前を入力して右にある[追加]を押すとその場所が登録されます。
後からその場所に移動したい時は、同じ[ブックマーク]ボタンを押してから[ジャンプ]を押します。
でも、それよりもお勧めなのがショートカットキーでの移動です。
【Ctrl】+【G】
こちらを押すと[ジャンプ]画面が表示されるので、左側で[ブックマーク]を選んで右下の[ジャンプ]で移動できます。
※この場所では新たにブックマークの追加はできません。
また、複数「ブックマーク」を追加した際は一覧から選ぶこともできます。
作成したブックマークを削除するには、登録時と同じ画面を開いて、対象を選択して[削除]を押せばすぐに消えます。
リンクを設定して飛べるようにする
ジャンプ機能を設定した箇所へハイパーリンクを設定することができます。
言葉を変えると、ハイパーリンクを設定した場所を押すと、ジャンプ機能を設定した場所へ移動するようにできるということです。
目次のように使用できるのでやってみましょう。
下のように5枚に渡る文書の
見出しとなる6か所にブックマークを追加しました。
そして、最初のページにその6か所へ飛ぶための目次を作成します。
例えば、2行目にリンクを貼りたければ、その場所を選択して、
[挿入]タブ → [リンク]のクリップマークをクリック。
すると、[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスが開きます。
左側で[このドキュメント内]を選び右側を見ると、追加したブックマークの一覧が表示されます。
飛びたい先を選択して[OK]をクリック。
これで、その場所(ブックマーク)にリンクが貼られます。
色が変わり下線が引かれるので分かり易いですね。
マウスをその場所に移動すると[Ctrlキーを押しながらクリックしてリンク先を表示]とポップアップメニューが表示されます。
【Cttrl】キーを押しながらクリックすると、設定したブックマークの先頭にカーソルが移動します。
まとめ
2番目に設定した目次として使用する方法ですが、Wordには別に「目次機能」が存在します。
こちらも便利な機能なのですが、「アウトライン機能」などの知識が必要になります。
※詳しくは下のリンク先で説明しています

目次を自動作成するのではなく、作成した目次から移動したい場合は、今回説明したブックマーク機能を使用した方が楽に目的を達成できます。

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