Excel(エクセル)で割引価格の出し方を簡単に説明|現在価格から何パーセント割り引いちゃう?

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Introduction

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エクセルでの割引価格を出すやり方を説明します。とくに文系の方は割り算が嫌いなはず。難しいことは考えずに例を暗記してしまっても良いかもしれません。

 

割引は嬉しいにゃ

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現在価格から割引価格を出す方法

最初に割引の計算方法から。

割引後の値段は

元の値段 ×(1-割引率)

で計算します。

20%割引と2割引は同じ意味です。それぞれ割引率は「0.2」になります。

  • 割引率:20% = 0.2
  • 割引率:2割  = 0.2

そうなると、元の値段が100円ならば

100×(1-0.2)= 100×0.8 = 80

となります。

計算式が嫌いすぎる!という方は下の表を参考にしてください。

いくつを掛ければ良いのかを算出する方法ですが、人によって異なると思います。

先ほどの式を思い出せば良いのですが、難しく考えず、

例えば2割引や20%オフの時は、

「10から2を引き算すると8。それに0.をくっつけたのを掛け算する。つまり×0.8」

のように考えてはどうでしょうか。

もしくは、2割引→×0.8 、5割引→×0.5 のように幾つか暗記しておく。

すると3割引だったら、その間だから、×0.7かな? と出てくるはずです。

 

そして大切なのが、Excelでの掛け算は「×」ではなく「*」アスタリスクを使用するということ。

 

今回は下の表の「単価」から「割引後」の値段を2割引きで出してみます。

まず、計算式を入れるために記号の「=」を入力。

左隣の「D5」をクリックしてセル番地を入力します。

「D5」の後ろに掛け算の「*」アスタリスクを自分で入力。

今回は2割引きにしたいので「0.8」を入力。

【Enter】を押すと結果が表示されます。

選択して、右下のフィルハンドル「■」にマウスを移動して下に引っ張れば、

計算式のコピー終了です。

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割引率を別に用意する場合

次は、割引用のセルを別に用意したパターンです。

下の画像のように別に用意しておくと、その数値(掛け率)を気軽に変更することができます。

今回は3割引ということで掛け率は「0.7」の例でやってみます。

途中まではさっきと全く一緒。

計算式を入れるために記号の「=」を入力。

左隣の「D5」をクリックしてセル番地を入力します。

「D5」の後ろに掛け算の「*」アスタリスクを自分で入力。

ここからが先ほどと違います。

用意してあったセル「E2」をクリックします。

計算式は

=D5*E2

になりましたが、このままでは計算式をコピーした時に「E2」が下に移動してしまってエラーになります。

【F4】キーを押して絶対参照にします。

※絶対参照の意味がピンとこない方はこちらをご覧ください。

「E2」に「$」記号が付いてセル番地が固定されます。

=D5*$E$2

【Enter】キーで確定。

後はオートフィル機能を使って下に引っ張れば、

計算式がコピーされて結果が表示されます。

割引価格で上書きする方法

ここからは前の価格に割引価格を上書きする方法を説明します

まず、通常の方法です。

別の列に算出した割引価格を選択。

その結果をコピーして、

貼り付け先を選択。

[値]として上書き

そして、必要なくなった割引価格を出した列を削除。

 

次に応用的な方法を紹介します。

前に説明した方法だと、別の場所に割引価格を表示しています。

そうではなく、前の価格に割引価格を直接上書きしたい時は以下の手順が必要です。

まず、表と関係ないセル、どこでも良いので割引する掛け率を入力しておきます。

今回は5割引の「0.5」にします。

入力したら、そのセルを選択して、

コピー。

次に、貼り付け先のセルを選択しておきます。

選択出来たら、[貼り付け]ボタンの下部分をクリック。

一覧の一番下にある[形式を選択して貼り付け]を選びます。

表示された画面で、右下の方にある[乗算]にチェックを入れて、[OK]をクリック。

これで、先ほどコピーした「0.5」が掛け算された結果が貼り付きます。

元のデータを上書きしたいときにお勧めです。

まとめ

掛け算は「*」アスタリスクを使うことと、別の場所を掛け率を用意するときは絶対参照を忘れないようにすることが大切です。

2割引を、「掛ける0.2」にしてしまうような間違いをしないように注意したいですね。

 

定価で買うことの方が少なくなってきたにゃ