Excel（エクセル）で均等割り付けができないときの原因と対処法

Introduction

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エクセルの機能の１つ均等割り付け機能が使えない時の原因と対処法です。数値には均等割り付けが使えません。

均等割り付け機能とは、

下画像のような文字列を

セル内の幅に均等に割り付ける機能ですが、

この機能が使えるのは全角文字列に限ります。

例えば数値に同じように設定しても何も見た目は変わりません。

ちなみに設定方法は［配置起動ツール］をクリックして、

［横位置］で［均等割り付け（インデント）］を選びます。

ちなみに、「〇年〇月〇日」と入力された日付のセルに均等割り付けをすると下画像のようになります。

数字はそのままで全角文字だけが均等割り付けされているのが確認できると思います。

ここでは、数字をどうしても均等割り付けしたいときの方法を紹介します。

 

数値を全角にして均等割り付けする方法

全角文字列しか均等割り付けできないとなると、数値を全角にするしかありません。

数字を全角で入力するには頭にシングルクォーテーション「’」を入れたり、

最初からセルの表示形式を文字列にしてから

全角数字を入力すればOKです。

※ちなみに、下のように文字列として入力しても半角の数字は均等割り付けできません。

 

ここでは、すでに入力してある数字を一括で全角する方法を紹介します。

対象のセルを選択したら、

［表示形式起動ツール］をクリック。

表示された画面の左側で［その他］を選び、右側で［全角］を選んで［OK］を押すと、

文字が全角に変わります。

続けていつも通り均等割り付け処理を行います。

［配置起動ツール］をクリックして、

［横位置］で［均等割り付け（インデント）］。

これで均等割り付け完了です。

「♯」記号が表示されたときは列幅が短いので広げてあげましょう。

見た目が全角に変更されただけなので、計算や関数でも問題なく使用できます。

半角表示のまま均等割り付けする方法

見た目を半角のまま均等割り付けするにはデータを加工するしかありません。

無理やり数字の間に空白を入れて均等割り付けします。

下の画像のように数字の間に半角スペースを入力します。

均等割り付けの設定をすると、下のようになります。

左端と右端が狭くなっていて見づらい気もします。

そんな時は均等割り付けの設定画面の下にある［前後にスペースを入れる］にチェックを入れましょう。

これで少し見やすくなります。

大量のデータがある場合、全てのデータにスペースを入れる必要があります。

また、データが文字列扱いになるので計算などでも使用できなくなるので注意しましょう。

まとめ

利便性を考えると、半角の状態での均等割り付けはあまりお勧めできません。

通しナンバーなどであれば最初に紹介した全角数字の均等割り付けを使用するのが良いかもしれません。

また、好感度調査の１～５までの段階分けなどでも使えますね。