Excel(エクセル)でのレーダーチャートの作り方|全体のバランスを分析する

Introduction

Excel(エクセル)でのレーダーチャートの作り方です。レーダーチャートは、データの全体的なバランスを見るのに適してます。

系列間のバランスがよいと正多角形に近くなり、数値が高いと面積が広くなります。

試験結果やアンケート結果、体力測定の結果などで良く使用されますね。

塗りつぶすタイプのレーダーチャートもありますよ。

 クモの巣みたいだにゃ

レーダーチャートの作り方

表の選択とレーダーチャートの作成

では、作成してみます。

今回使用するデータは下の表です。

「鈴木 猫美」さんの模擬試験の結果3回分です。どうやら、6科目受けているようですね。

さて、猫美さんの傾向はグラフから見えてくるでしょうか。

ではレーダーチャートを作成するセル範囲を選択します。

今回は表全体を使用するので、そのまま端から端まで選択します。

選択できたら、[挿入]タブ → [グラフ]の一覧を見ます。レーダーチャートのアイコンがありませんね。※バージョン2013からは、この一覧にレーダーチャートが存在します。

1番右の[その他のグラフ]をクリックすると、下の方にありますよ。

または、右下の[グラフ起動ツール]をクリックすると、

エクセルに用意された全てのグラフから選べるので、

左側から[レーダー]を選び、1番下にある3つのグラフから選びます。

左から順番に、[レーダー][マーカー付きレーダー][塗りつぶしレーダー]です。

【レーダー】

【マーカー付きレーダー】

【塗りつぶしレーダー】

最初は[マーカー付きレーダー]が選ばれています。今回もマーカー付きレーダーグラフにしてみました。

さて、「鈴木 猫美」さんの傾向はどうでしょうか。

右上に文系、左下に理系の科目が連続しています。下のようにピンクの線を境に見てみると、どうやら、理系科目より文系科目の方が得意のようですね。

また、青の第1回試験の結果よりも、第2回、第3回と、回を追うごとに全体の面積が広がっています。順調に成績が伸びているのが分かりますね。

このように全体の傾向を読み取り易くなるのがレーダーチャートの特徴です。

そのためにも、同じ系統の項目は並べるように表を作成しておくと良いでしょう。

グラフの見た目を変更する

レーダーチャートの見た目ですが、それほど変更は必要ないでしょう。

例えば、タイトルを付けて凡例の位置を下に移動したのが下のグラフです。

タイトルやデータラベルなど、他のパーツを表示すると全体が見難くなってしまいます。

線の太さや色などを工夫した方が良いかもしれません。

※それぞれのパーツを右クリックして、[〇〇の書式設定]を選ぶと変更できます。

ここでは、軸目盛の数値変更だけ紹介します。今回のグラフだと「0」から「100」の目盛りが振られています。この目盛りの最大値や最小値などを変更することができます。

目盛りの値幅を狭くすることで、傾向が読み取り易くなる場合があります。

軸に重なる場所で右クリックして、

表示されたショートカットメニューから、[軸の書式設定]を選びます

[軸のオプション]の上部で目盛りの最小値などを変更できます。

今回の例だと、試験の成績なので変更は必要無いかもしれませんが、30以下の点数が存在しないということで、最小値を「30」に変更し、目盛間隔を「10」に変更してみました。

下が変更後です。傾向がさらにはっきりしました。

塗りつぶしレーダーチャート

最後に、塗りつぶしレーダーに関して追加説明です。

[塗りつぶしレーダー]は、[レーダ]の中の1番右にあります。

それぞれの系列が塗りつぶされるので見やすくなるのですが、複数の系列を使用していると、下の系列が見えなくなってしまいます。

今回の例だと、第1回が完全に消えてしまっています。

このような場合は、各塗りつぶしを半透明にしてしまいましょう。

それぞれの系列の[書式設定]画面を表示します。選択できる場所は、その系列を選択して

右クリックして表示されたショートカットの一覧から、[データ系列の書式設定]を選べばよいのですが、

隠れた部分は選択できませんね。そんな時は、[レイアウト]タブ → [グラフの要素]の▼をクリックして、

表示された一覧から、[系列〇〇]を選ぶと、それぞれの系列(色を塗る部分)が選択できます

選択したら、すぐ下にある[選択対象の書式設定]をクリックです。

[データ系列の書式設定]画面が表示されるので、左側で[マーカーの塗りつぶし]を選び、[塗りつぶし(単色)]にチェックを入れ、好きな色を選択した後に[透過性]のスライドを調整しましょう。

「第3回」を青色で、透過性50%にしたのが下の図です。下が見えるようになりました。

同じ要領で、3つの系列すべての色や透過性を変更したのが下の図です。

すべての系列が見えるようになりました。系列の数が多いと色や透明度に気を遣う必要がありますね。

まとめ

レーダーチャートは、データのバランスを見るのに適したグラフです。

棒グラフを使用していたものをレーダーチャートに変更しただけで、何か見えてくる情報があるかもしれませんよ。

今回の例だと、1つのグラフでまとめようとせずに、第1回~第3回までをそれぞれ作成して横に並べても良いですね。

 塗りつぶしレーダーチャートは、系列2つ程度がベストかもしれないにゃ
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